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STAFFでつなぐリレー日記

FUKUJIN便り

2025年9月1日

福神調剤薬局 星の原店 医療事務

名城 犬山城

これまでいくつかの再現天守の城を訪れてきましたが、
一度は現存天守の城に行ってみたいという思いがあり、
7月の連休を利用して岐阜県にある犬山城を訪れました。



犬山城は1537年に織田信長の叔父、
織田信康によって築かれました。
その後、豊臣秀吉と徳川家康が覇権を争った
小牧・長久手の戦いでは、
豊臣方の家康攻めの拠点となるなど、
日本の歴史において重要な役割を果たしてきました。

現存する天守の中では、
最も古い様式で作られており、
国宝にも指定されています。



中に入ると、木造の階段が姿を現します。
その階段は、てすりにつかまらなければ
登れないほど急で狭く、
一歩一歩に歴史の重みを感じます。

ようやくたどり着いた最上階には、
城の周囲をぐるりと回れる回廊がありました。
回廊に出てみると、眼下には雄大な木曽川が流れ、
遠くには広大な濃尾平野の街並みが一望できます。



川面は水鏡となり、
夏空と流れる雲を美しく映し出していました。
この景色を眺めていると、かつて天下人たちが
この地で戦を繰り広げていた時代に
思いを巡らせずにはいられません。

現存天守だからこそ感じられる
重厚な佇まいと存在感。
この特別な感動は
旅の素晴らしい思い出になりました。



犬山城からレンタカーで移動途中の昼食時間、
地元の名物料理「味噌カツ」をいただきました。
地元で愛されている食堂「角屋」さんです。



味噌カツのソースには、
トロリとした濃厚なタイプと
サラサラとしたあっさりタイプがありますが、
ここで出されたのは後者のタイプでした。

見た目の色の濃さとは裏腹に、
軽い口当たりであっさりした味噌だれが
たっぷりとかかっていて、
ご飯との相性も抜群でした。

夕食には名古屋の「しら河」さんで
ひつまぶしをいただきました。
香ばしく焼き上げられたうなぎが
丼いっぱいに敷き詰められています。



まずはそのまま、次に薬味を加えて、
最後はだしをかけてお茶漬けにして、
と一杯で三度違う味わいが楽しめます。
福岡で食べるうなぎとは
また違った味わいで至福のひとときでした。

またお休みを利用して、
別の現存天守を持つ名城を訪れたいと思います。